協力隊の本音!松原 枝里隊員の場合

自己紹介を簡単に


鹿児島県鹿児島市出身。大学進学で上京。

卒業後はアパレル企業で販売員として3年働き退職。

退職後、半年ほどWWOOFやボランティアをしながら日本国内を旅して半農半Xの生き方を目指すと決める。

その後1年間、千葉で派遣社員としてホテルのレストランや宴会場で配膳の仕事をしながらマッサージスクールに通う生活をし、常陸大宮市の地域おこし協力隊となる。

地域おこし協力隊・常陸大宮市を選んだ理由


地域おこし協力隊については、退職後島根県でボランティアをしていた時に、現地の協力隊も参加していた事がきっかけで知りました。

その時は「へぇ~、こんな仕事があるんだ。面白いなぁ!」くらいにしか思っていませんでしたが、半農半X実現に向け手に職をつけようと受けていたマッサージ講座が終了するタイミングで、次は実際に地方へ移住しようと考え始めた時に「あ、そういえば…」と思い出したんです。

WWOOFやボラバイトを利用し、地方の農家さんのところに住み込みで研修を受けながら新規就農することも考えたのですが、私にとってはハードルが高く感じられて踏み込めませんでした。

それでずっとどのような形で移住するか考えていた中で、協力隊は「3年間は住む所もお給料も確保できる」し「地方で半農半X生活を始めるための準備が出来る」ので、移住の第一歩としてはすごく良いと感じ地域おこし協力隊になることを決めました。

常陸大宮市を選んだ理由としては、一つは東京へ日帰りで行ける距離だったからです。

応募当時はマッサージ以外にも様々な勉強をして知識や技術を身につけたいと思っていました。

そうなるとスクールやセミナーの開催場所が東京のことが多く、行きたいと思った時にすぐに行ける距離であることは私にとってとても重要でした。

もう一つは業務内容です。

地域おこし協力隊は自治体によって業務内容は様々で、他の自治体の協力隊募集もチェックしていました。

その中で常陸大宮市では「移住コンシェルジュ」の募集をしており、多様な生き方を発信することで移住を考えている人の力になりたいという想いがあったので、常陸大宮市を選びました。

1日の流れ


1日の過ごし方はその日によってまちまちです。

仕事はほとんど自分で企画するので、その時にそれぞれの企画がどのような段階にあるかによって1日の流れが決まります。

例えばある時の実際のスケジュールなのですが

写真のように、企画ごとに色を変えた付箋にそれぞれやる事を書き出しておき、それを期限と照らし合わせながらその日に何をするかを決めて組んでいく感じにしています。

 

活動内容:


私は活動を決めるうえで、①この活動で自分のどのような願望を実現したいのか?②そしてそれを実現することで何が得られるのか?というゴールをあらかじめイメージする事を大切にしています。

私の目標は「都心での生活や会社員生活に違和感を持っている人が、自分の人生を歩みだすための大きな一歩を踏み出す勇気を与える存在になりたい」という事です。

でもこの目標はかなり抽象的ですね。

この目標をもっと具体的な現象に落とし込んで考えていく必要があります。

まずは都心で生活している人や会社員の人に、地方での生活がどのような物なのか、そして私がどのように生活を楽しんでいるかを一緒に体験してもらうことが重要です。

そこで①の実現したい願望は「地域での生活ぶりを住民とシェアできる場」や「私が感じた地域の魅力を一緒に体感できる場」を作るということになります。

 

これに基づいて企画している活動が長倉七夕まつり国際ワークキャンプ手仕事ワークショップです。

長倉七夕まつり国際ワークキャンプとは、常陸大宮市御前山地区の長倉において66年続く伝統的な七夕まつりに海外や県外から若者を集め、地域のお宅に2週間ほどホームステイしながらお手伝いしてもらうという活動です。

ワークキャンプ参加者は実際に地域の方と共に生活をするため、日常的に畑作業をして自分の畑から採ってきた新鮮な野菜で料理をする暮らしぶりだったり、鮎を釣ってきて切り出した竹で作った串で炭火焼きにしてくれて、さらには流しそうめんもやってくれるおもてなしの心だったり、自然と共に生活している地域の人のバイタリティーの高さだったり、観光では決して得られない体験することができます。

また地域の人と長期的に交流することでつながりがうまれ、参加者にとって新しい居場所の1つとなります。

そうして住民と交流しながら地域のお祭りを手伝うので、地域でお祭りを運営するという事がどういうことなのか、各々が肌感覚で実感することができるのです。

 

地域おこし協力隊になる前となった後のギャップは?


 

 

住まいはどんなところ?山奥?


現在は不動産が管理している平屋で戸建ての賃貸物件に住んでいます。

住んでいる地区は市役所に近くて人口も多い所で、コンビニやスーパー、ドラッグストア、飲食店が近くにあります(とは言っても車が必要な距離)。

いわゆる住宅街の中に住んでいます。

 

協力隊1年目は現在とは違う物件に住んでおり、過疎高齢の進んでいる地区の空き家でした。

対照的な2つの地区に住んだ経験から、感じたことを書きますと…

まず、前に住んでいた所は近くにスーパーがなかったのですが不便に感じることはありませんでした。

常陸大宮市の協力隊は現在は基本時に市役所に出勤する形になっているので、仕事帰りに市役所近くのスーパーで買い物することが出来ます。

なので着任後に住む所が、近くにスーパーがない地区でもさほど不便はないと思います。

 

次に、前と今とで感じる一番の違いは地域の人との交流の度合いです。

前の地区では住民のほとんどが昔からその地区に住んでいる人だったため、住民同士がお互いのことをよく知っています。

そんな中に若者が1人で越してきたものだから、みんなが気にかけてくれました。

向かいに住んでいたおじいちゃんがしょっちゅう食べ物のおすそ分けを持ってきてくれたり、お隣さんとは回覧板を持って行くと1時間立ち話をしたりして、全く知り合いの居ない土地でのスタートだったのですが全然心細くありませんでした。

地区でのお祭りや防災訓練、クリーン作戦(皆で草刈りなどの清掃をする)などがあり、それに顔を出すことで地域の方とのつながりも強くなり、そこで生まれた人間関係が現在の活動につながっています。

一方で現在の住んでいる地域は周りの建物も賃貸なので住民の出入りも多く、お互いに関わることはほとんどありません。

 

最後に、住んでみて初めて知った庭の管理の大変さ。

前に住んでいた物件は敷地が広くほとんどが砂利が敷いてあったのですが、ちょっとした庭のスペースもありました。

5月の頃になると草の伸びが加速し、7月の頃には草が腰ほどの高さになり庭がジャングルのように…

草刈り機を持っていないため定期的に大家さんがシルバー人材センターで草刈りをお願いして下さいましたが、大家さんの金銭的な負担を考えると申し訳なかったです。

あれだけの作業を自分一人でやろうと思うと、相当大変だったろうと思います。

 

以上のように良い点・悪い点を書きましたが、何事も経験に勝るものはないと感じています。

経験があるからこそ自分なりの物事の判断基準が持てるようになり、なんとかして快適な生活を作ろうと考えるようになります。

それが一番の学習になり、生きる力が身につく絶好のチャンスです。

協力隊になったら、ぜひ色々な経験を楽しんでください♪

休日は何しているの?そもそもあるの?


 

 

副業は?


 

 

持っているスキルで役立ったものは?


 

 

役場職員さんや地域の人との関係は?


 

 

辞めたくなったことはある?


 

 

任期終了後はどうするの?


 

地域おこし協力隊になる上で大切なことは?


 

ぶっちゃけ充実してますか?


 

 

地域おこし協力隊を考えている人へのメッセージ