圏外が私に教えてくれたこと

最近帰宅するときに、何だか前より薄暗くなるのが早いなと感じます。

気づけば夏至が過ぎて一ヶ月以上が経ちます(今年の夏至は6月21日)。

今までは夜でも電灯で明るいところに住んでいたので、日が落ちてからの薄暗さを感じることはありませんでした。

セミが鳴けば「ああ夏だ」と思う事はあっても、このように徐々に変わっていく小さな季節の流れに気づく事ができるようになったのは、こちらの暮らしに染まってきた証拠なのですかね。

前置きが長くなりました、地区活性化担当の志賀です。

 

突然ですが、常陸大宮市に来てから私の生活リズムを大きく変えたものがあるのでここで紹介したいと思います。

 

 

届かない電波

常陸大宮市内には圏外になってしまう地域がいくつかあります。

ケータイ会社によって繋がりやすさは様々なのですが、私の使っているケータイは特に圏外になりやすいようです。

 

私のケータイが圏外になってしまうスポットの一つが自宅です。

 

自宅が圏外だったという事実に気づいたときの衝撃は忘れられません。

情報化社会のこの世の中で、圏外になる場所があるなんて・・・繋がらないケータイを片手に呆然としました。

LINEもツイッターも電話も繋がらず、外部との連絡手段がありません。

私は元からケータイっ子で、暇な時間はツイッターで友達の投稿を見続ける生活をしていました。しかしここに来てまさかの圏外。急に世界から取り残された気分でした。

ケータイをいじるのに費やしてた時間がなくなると、耐え切れないほどの暇と戦わなくてはいけなくなりました。

 

いきなり山の洗礼を受けて戸惑った私ですが、しばらくすると家でツイッターやFacebookをチェックしない(できない)生活に慣れてきました。

今振り返ってみると、友達や実際には会ったことのない知り合いの知り合いの投稿を逐一見続ける必要はなかったのだと気づきました。これらの投稿にどうしてもすぐに把握しなければならない情報は少なく、ある程度投稿が溜まってからチェックするでも良かったのです。

 

ですが、やはり家の中での退屈な時間は減りません。

そうすると、自然と家の外に意識が向きます。なるべく外にいる時間が長くなるようにたくさん予定をいれるようになりました。

休日は常陸大宮市内のイベントに行きます。

他の自治体の協力隊の活動内容を知るためにヨガに行ったり、DIYをしたり、お祭りにも行ったりします。

さらに5月から基本的に毎日、日中の活動が終わってから行く学童ボランティアも始めました。

 

圏外になってしまう家にいたくないという不純な動機のおかげ(?)もあり、フットワーク軽く充実した生活を送っています。

 

 

顔をあわせること

いろんなイベントや行事に参加して気づいた事があります。それは、“やはり体験するのが一番”という事です。

かなり当たり前のことだと思います。しかし、洞窟のヒンヤリした空気や視界に入りきらないほどの近くて大きな花火、体中に響く音楽などは実際に体験するからこそ体感できます。

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▲長倉七夕まつりの花火は本当に近かった

 

どんなにSNSで友達が上手い文章を作っても、きれいな写真を投稿しても、それは友達の体験であって自分の受ける感覚とは異なるかもしれません。百聞は一見にしかずなのです。

 

そしてもう一つ気づいた事があります。それは“顔をあわせること”の大切さ。

市内のイベントに行くと、誰かしら知り合いに会います。世間は狭いなあ~と思うと同時に知り合いが増えつつあることを嬉しく感じています。

私は今まで世間話が苦手で、連絡もちゃちゃっとメールやLINEで済ませたい派でした。しかし、実際に会って話をすると+αの情報を得る事ができます。

 

ある本にイノベーションが起こる条件はface to faceだと書いてありました。知り合いに会って、挨拶交じりの世間話から広がる可能性は無限大なのです。

 

圏外が私に『分かってはいるけれど段々おろそかにしてしまう。だけどやっぱり大切な事』を改めて教えてくれました。

 

 

※自宅にいる時間はほとんど連絡が取れませんので、返信が遅くなります。あしからず。

※幸い自宅にたーーーーーくさんの本があるので、少し手を出してみようかなあ。

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